口腔機能低下症・小児口腔機能発達不全症

口腔機能とは

毎日、何気なく行っている「食べる」「噛む」「飲み込む」「話す」「口を閉じる」「息をする」という行動はお口周りの筋肉が働いています。お子様にとって、これらの筋肉の正常な発達は歯並びや栄養摂取に影響を及ぼします。また、ご高齢の方にとっては、これらの筋肉の衰えはコミュニケーション能力や、栄養摂取に影響を及ぼし、誤嚥性肺炎を引き起こす原因となってきます。

当院では、お口の周りの筋力を数値的に評価したり、栄養を吸収するための咀嚼能力を検査することができます。口腔機能の検査・診断の後は、リハビリテーションに通っていただけます。

どんな症状で受診すべき?

口がぽかんと空いている。口呼吸が多い。口が乾きやすい。言葉を噛むようになった。話しにくい。食事でむせやすくなった。体重が減ってきた。うまく噛めない。飲み込みにくい。

このような症状がある方は、ご相談ください。

 

口腔機能の検査のご紹介

口腔機能の検査は問診やアンケート、視診、機器による測定で行われます。当院にあります機器をご紹介します。

咬合圧検査計

歯で噛んでもらって、かむ力の強さを測定する器械です。

口腔機能検査に使う咬合圧計の写真

グルコセンサー

グミを噛んでいただき、お口の中でどれだけ細かくかみ砕いて消化できているかを測定します。

口腔機能検査で使うグルコースセンサーの写真

 

リップルメーター

お子様の唇を閉じる力を測ります。シリコンを咥えてもらい、引っ張りあいっこをして測ります。

口腔機能発達検査に使うリップルメーターの写真

 

口腔機能についてのコラムもありますのでご覧ください。

舌の位置と動きの大切さ

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